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2022/11/15 17:47

「エマ・ブリッジウォーター」Story

エマ・ブリッジウォーターは1984年、創始者のエマが、彼女の母親への誕生日プレゼントを探すところから始まりました。
エマは母親の誕生日に「I love you. I miss you」の思いを込めたカップアンドソーサーをプレゼントにしようと思い立ちました。北オックスフォードに住む、母親の温かくて居心地の良いキッチンを思い浮かべ、そのキッチンにマッチした食器を探そうとロンドンのショップを巡り歩いたのですが、上品でかしこまった感じの陶器や、頑丈でロマンティックとは無縁な陶器しかみつけることができず、最終的には自分が理想とする食器を作ることにしたのです。それが、エマ・ブリッジウォーターブランドのスタート。

創業はイギリスの陶器の街として知られる“ストーク・オン・トレント”。クラシックな中にも現代的なテーストを持った陶器ブランド『エマ・ブリッジウォーター』が誕生後、30年以上にわたってこの地で陶器を作っています。

エマ・ブリッジウォーターは、食器は大切なものであり、毎日使うカップやボウル、ジャグ、お皿のひとつひとつにそれぞれの物語が込められ、それを使うことで心を豊かにしてくれると信じています。


創設者のエマ・ブリッジウォーター(左側)とマシュー・ライス(右側)

ストーク・オン・トレントの工房

UK Walkerコラム「2022年7月"koko"のイギリス旅~イギリス陶器の里ストーク・オン・トレントでエマ・ブリッジウォーター三昧」でご紹介していますが、エマ・ブリッジウォーターの工房は、ロンドンの中心部にあるユーストン駅から、特急列車で約1時間半の距離にあるストーク・オン・トレントという町にあります。

エマ・ブリッジウォーターの特徴

エマ・ブリッジウォーターの陶器は、ベースになるクリーム色の土器(※)からすべてイギリス陶器の本場であるストーク・オン・トレントの工場で作られています。

※粘土を材料として成形し焼成した(素焼き)土器、これに釉薬をかけ、色付けして焼き上げエマ・ブリッジウォーターの陶器を作りあげます。

使用している粘土や絵付けの塗料もすべて英国製で、それらの材料を使い焼き上げる工程=粘土を練って素焼きを作り、素焼きの陶器に絵付けをし、仕上げに窯で焼く一連の作業もすべてが英国(このストーク・オン・トレントの工房)で行われています

代表的なデザインのポルカドットや、ピンクハート、ブルースターなど、職人が一つずつスポンジで絵付けする手作業が、エマ・ブリッジウォーターの特徴です。


ストーク・オン・トレントにあるエマ・ブリッジウォーター工房は、その昔1883年にミーキン兄弟が初めて開いた工房で、現在はエマ・ブリッジウォーターの元で約230人の従業員が働いています。

l  毎年170万個の陶器を生産

l  それぞれの陶器は、お客様の手元に届くまでに30人の手が加えられています。